バッグのリメイクオーダー
2018.04.01

桜が散り巻いて、春を満喫できる週末でしたね。
いつの間にやらすっかり葉桜モード。
はやいはやい。
こんな週末に鎌倉までお越し頂き、オーダーを頂いておりましたバッグのリメイクのお品のお渡しを致しました。

一つめはA4サイズが収納できるしっかりとした横長バッグ。

こちらをハンドバッグ程のサイズ感になるようにリメイクをしました。


できてみると、意外とみない形のバッグが完成!かわいい!
レトロな雰囲気も感じます。
サイズが変わるだけでここまで印象って変わるんだ!とつくっていて興奮。
今回のリメイクでは使えるものは極力残すように工夫。
お客様がお気に入りのスプーン形のファスナー引手もばっちり残せました

もう一点はヴィトンのショルダーバッグ。
表裏に同じようにかぶせがある、ダブルポシェットタイプのもの。
バッグ自体もダブル仕様。
こちら、お母様から譲り受けたという年代もので、とても大切に使われている一品です。
ですが、ダブルフロントなので少し重量がありまして・・
もう少し身軽に持てたら・・というご要望でした。
そこで大手術。
両側をどちらも活かし、二つのバッグに生まれ変わりました!

片方はショルダーバッグへ。

そしてもう片方はクラッチバッグへ!
こちらも使えるパーツは使い尽くすため、解きながら、どこをどこに使おうか!と頭悩ませつつ、なんとか新たな二品をつくることができました。
少しバッグの高さが変わったことで印象がかなり変わり、軽くなり(半分!)、なかなかおもしろいリメイクができたのではないかと思います。
サイクルの早いこの時代ですが、大事に使用されていたものを続けて使いたいという思いがあり、その一助ができたこと、とても光栄でした。
といいつつ、何より工夫して悩むのが楽しかったのですが!
こちらも出産前に無事お渡しができまして、思い残すことはもうありません〜!笑
明日から散歩とスクワットを強化しなくては!
楽しいご依頼をありがとうございました!
コンパクトコインケース
2018.03.27
オーダー品の製作
2018.03.20
バッグのリメイク
2018.02.18

ここ最近バッグのリメイクのお仕事を進めています。
受注仕事では、出産前の最後のお仕事になりそうです。
今日はファスナー箇所。
ミシンで縫う予定でしたが、外側内側の縫い目を拾う必要があり急遽手縫いに変更。

それにしても、ファスナー箇所はつくづく大変だな!と思います。
革ではファスナーの務歯が金属製のことが多いのですが、少しずれただけで噛み合わせが悪くなり開閉できなくなります。
見た目は大丈夫そうなのにうまく開かなくなってしまったバッグのファスナーの修理をしたこともあります。
特にコーナーの部分!
開け閉めにストレスがないかを確認しながら、なんとか縫い終わり、こちらのバッグはあと一息。
もう一点あるのですが、そちらがかなり大仕事になりそう。
とっても大変ですが、いつもながらリメイクの作業はとても楽しいです。
大事なお品が新たに生まれかわるわけですが、使いたい!と思えないとおもしろくないなぁと思います。
そのあたりのさじ加減に思いを巡らせる時間が好きみたいです。
鎌倉は紅白の梅がそこここに咲いていますが、まだまだ寒いですね・・
そして来週雪予報!
寒さに耐える日々がもうしばし続きそうです。
バッグのリメイク
2018.01.27

バッグのリメイクをしました。
こちらの赤いバッグ、ボトムの部分、他のバッグのお色が移ってしまい、部分的に染みのようになっていました。
お客様が修理の方に相談したところ、色移り部分の色抜きをするのは難しいとのこと。
バッグ自体はとても綺麗で、まだまだ使用できる状態。
思い切って、ボトムに切り返し部分を追加することにしました!


ブラウンのレザーを追加し、底鋲も新たに付けました。
印象新たなバッグが誕生しましたよ!
ボトムの補強にもなったので、実用性もアップ。
汚れてしまったらボトム交換もできますね。

また、中に直接縫い込まれていたポーチを切り離し、別アイテムとして使えるようにしました。
小さなことですが、使い勝手がアップしたはず!
とても素敵なバッグなので、気持ち新たに使って頂けると嬉しいです(^ ^)
ご依頼を、ありがとうございました!
クジラのショルダーポシェット
2017.07.22
クジラのお財布
2017.03.02
思い出鞄のリメイクポーチ
2017.01.30
ネイビーブルーの二つ折り財布
2016.12.27
オーダーでロールアップタイプの包丁ケースを製作しました
2016.11.14

オーダーでロールアップタイプの包丁ケースを製作しました。



チグリというイタリア産のタンニン鞣しの牛革を使用しました。
麻糸で手縫い仕上げです。
ワイルドなシボの風合い、このケースにぴったりです!
今回オーダー頂いたのは、出張料理人の尾長様です(FB/Instagram)
仕事柄包丁を持ち歩くためのケースを探されていた中、光栄にもCOLLOを見つけて頂き今回の製作に至りました。
三本の包丁が入れられます。
長さに大分差があったので、どのような形にするか悩みましたがシンプルに収まったのではないでしょうか。
本日お渡ししましたが、肝心の包丁収納のご報告をまだお受けしておらず、入れた具合の感想が気になります。
(お打ち合せ時には実物を拝見して採寸しております!)
どうぞ、お仕事の場でケースが活躍してくださることをお祈りしております。
尾長様の出張料理のお仕事はとても素敵な内容で、お写真を拝見しているととてもお腹がすいてまいります。笑
お料理のご相談がありましたら、是非お声がけしてみてください。
オーダーを、ありがとうございました!
オーダー がま口ウォレット
2016.11.10
スパナケースを修理しました
2016.10.29

以前オーダーで製作をしたスパナケース、日々現場にてご使用頂いた末、入り口の糸・革が切れてしまい修理に戻って参りました。
戻ってきてびっくり!!
ナチュラルカラーの革色が、見事なブラウンカラーに変化していました!
使用期間約半年。普通のお財布だったらここまで変色するのに二年以上はかかるのではないでしょうか・・
現場の過酷さが伺えます!
前カバーは革が切れてしまっていたのでパーツを新しいものに交換。
クリーニングしてメンテナンスしたものがこちら。


つやつや!
この飴色の輝き!!
クリーニング、クリーム、磨きを施したところでぐんぐんと光沢が出てまいりました。
磨きながら、「すごい!!これが経年変化!!」と興奮して一人でぶつぶつしゃべっていました。笑
グローブってこんな感じなのかな・・と想像したり。


前ポケット部分は、雰囲気を揃えるためにクリームで磨き、わざと光沢を出しました。
(新調した部分と本体の飴色部分、同じ革です)
私が革をはじめてから使用しているものでマックス4年ほどのお財布がありますが、それでもこの経年変化のかっこよさには敵いません。
自分が手を施したものでこのような飴色変化にこんなに早くに出会うことができ、感謝の限りです。
改めて、タンニン革製品のかっこよさや風合いは、完成した瞬間にはわからないものだなと実感しました。
丸みを帯びたり、糸が切れたり、変形の末に辿り着く形を想像しなければなりません。
先をみてつくる難しさ。
奥が深い、おもしろい。
オーダー ティッシュボックスケース
2016.10.11
オーダー ファスナーロングウォレット
2016.10.10





オーダーでファスナー式のロングウォレットを製作しました。
シュリンクレザーのネイビーと内側のオリーブグリーンの色合わせが落ち着いていてとても素敵です。
本体後ろ側にはファスナーポケットがあり、こちらも便利そうです。
全体的に軽くソフトな仕上りとなっています。
お財布の場合、カードがたくさん入って厚みと硬さが出てしまうので、本体は軽く仕上げたいと思いこのつくりにしています。
シュリンク革のためコバ処理は蜜蝋磨き。
蜜蝋でのコバ磨きは技術を要しますが、堅牢に仕上がるなぁと改めて実感しています。
こちら、旦那様へのプレゼントとしてオーダーを頂きました・・!
貴重な機会にお選び頂き、ありがとうございました!
ブリーフケースの持ち手修理
2016.10.06

ブリーフケースのメンテナンスのご依頼をお受けしました。
とてもしっかりとしたつくりのよいブリーフケースです。
ご依頼を受けた時、持ち手の革が切れてしまっていて、糸でかろうじてつながっている状態!

持ち手の他にもコーナー部分の擦り切れが目立つ状態。
諸所メンテナンスも行うことにしました。

持ち手は既存のデザインを踏襲。
たまたま似た色の革があったのでよかった!
手縫いでしっかりとつくります。
このボリューム感は持ち手ならではです。

そして完了したのがこちらです。

持ち手、いい感じ!
パソコンを入れて持ち歩かれるとのことなので、どのくらいもってくれるかどうか・・!
鞄にとっての持ち手の重要さや存在感がよくわかります。


コーナー部分は前後四隅のテープを新調。

後ろポケットがぶかぶかになってきていたので、マグネットホックも取付。

全体的にクリーニングとクリームでのメンテナンスも。
面白かったのが、後ろ面のくすみをクリーニングしたところ、青い染料落ちが。
Gパンの色だ!とすぐにわかりました(^^)
知らないうちに色移りしているものなんですね!
革から服へ移るイメージが強かったのですが、服から革へもあるのかと。
綺麗にしてクリームを塗り込んで布で磨くと・・現れてくるツヤツヤ!
これが革の醍醐味を味わえる瞬間です。
いわゆる革の「経年変化」ですが、質の違いがあるなぁと最近実感しています。
本革イコール「いい経年変化」が起こるとは限りません。
<革の品質&よい仕立て>は大前提で、いつの間にか蓄積されていた経年変化の種みたいなものが、時々のお手入れの時間によりぐぐぐっと呼び起こされて、初めて「かっこいい経年変化」が表面化するのだと。。
革の艶が出て来る瞬間は、「わあぁ!!」と声が出るはずです。笑
メンテナンスは製作とはまた別の奥深い技術のため、私もそこまでまだ腕がないのですが、少しずつ習得できたらと思います。
ちなみに初心者の私でもなんとか使えているのがこちら。

CollonilのレザーソープとDIAMANTクリームです。
今回もこの2つしか使用していません。
メンテナンスグッズっていろいろとありすぎて迷ってしまいますが、タンニン鞣し革だったらこの2つで結構楽しめると思います。
愛用しているレザーグッズをお持ちの方、是非メンテナンスも楽しんでみてください!
(クリームは手で塗り込むことを絶対オススメします。革とたくさん触れ合えるからです笑)
大変立派なブリーフケースをよく観察することができる、とてもよい機会となりました。
本体や内側がどんなに綺麗でも、一箇所の切れやほつれだけで見た目が古ぼけたり使うことができなくなってしまったり。
でも小さな修理やメンテナンスでまだまだ使うことができる。これが使い捨てのものとは違う、革という素材の大切なところだと思います。
貴重なご依頼をありがとうございました!
order スエードレザーのバレッタ
2016.08.16
order フラットロングウォレット
2016.07.05




オーダーでフラットタイプのロングウォレットを製作しました。
内縫いタイプですがすべて手縫いで仕立てています。
シンプルに見えるようで、これひとつで小銭、カード、お札をすべて収納可能。
カードもひとつのポケットに2枚ほど入ります。
「シンプルにコンパクトに」というご要望から辿り着いたこの形。
ふっくらとしたシルエット、でも品のある佇まい。
オーダー主の方の雰囲気にとても合っていらっしゃっていて、ひとりで満足しております。
貴重なオーダーをありがとうございました。
オーダーをお受けする際ほぼ毎回ご本人に直接お会いして、じっくりとお話をお聞きし、製作を進めています。私も、革のお話をできる限りさせて頂きます。
ですが、COLLOの現段階ではアトリエやお店などオープンな場所を構えていないため、なかなかこのオーダーをオープンワークにはできていません。そのため、お値段やオーダー方法などを明記できていないこと、大変申し訳なく思います。
徐々にですが、環境を整えていければと思います。
マイペースではありますが、末永く仕事をしていきたいと思っております。
どうぞ見守って頂けますと幸いですm(_ _)m
order 赤いがま口の刺繍バッグ
2016.06.10
オーダー コンパクトファスナーウォレット
2016.04.30
オーダー製作 スパナケース
2016.04.23
赤いショルダーバッグ
2016.04.09
オーダー 包丁ケース
2016.02.20

オーダーで包丁ケースを製作しました。



包丁自体がとても素敵なものだったのですが、
細長いケース、というのがそれだけで格好良く見える不思議。
幅広のかぶせにコンチョをあしらった一点留め。
かなりチャレンジなデザインですが、素敵なケースができました!
コンチョの上と内側の二箇所に文字の刻印も入れました。

ご納品の際に実際に包丁を入れたお写真。
worksページでもご紹介しています。
貴重なオーダーをありがとうございました。
ショルダークラッチバッグ
2016.01.09





新年明けましておめでとうございます!
昨年は製作を進めながらいろいろと考え、末長くつくる人になりたいと改めて思った一年でした。
今年も精進して参ります。
定番商品を増やす予定です、準備がんばります。
昨年最後のオーダーは、お客様のオリジナルデザインを元に製作をしたショルダークラッチバッグでした。
クラッチバッグの前胴にファスナーウォレットがくっついた形。
完成して、このバッグ素敵!と思いました。
ウォレット部分は容量が大きく、パスポートや通帳などもらくらく入ります。
お客様のイメージに少しは近づけたでしょうか。
貴重なオーダーをありがとうございました。
昨年も大切なオーダーを沢山頂きました。
ブログで公開できていないものも数々。
心より感謝を申し上げます。
今年も丁寧に、ひとつひとつを目標に頑張ります!
みなさま、どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
父にお財布をつくりました
2015.12.04





私事ですが、先日結婚式を行いました。
入籍は3年ほど前ですが、式をするタイミングがなかなか見当たらずできずにおりました。
当日は天候にも恵まれ、普段生活をしている地元鎌倉に親族・友人を呼ぶことができ
本当に充実した式を挙げることができました。
披露宴の中での親への記念品贈呈。
以前帰郷した際、父に「かっこいいお財布つくるから待ってて!」と宣言していました。
当日はサプライズでプレゼント。
シンプルな二つ折りのお財布。
小銭入れはボックスタイプ。
イニシャル刻印を入れて。
使い勝手が知りたくて何度も電話をしていますが
「もったいなくてまだ使ってない」の返事ばかり!
早く使ってほしい!!笑
とりあえず、無事にプレゼントできてよかったです。
オリーブグリーンの二つ折り財布
2015.10.24
ファスナー式長財布
2015.08.29




オーダーでファスナー式長財布を製作しました。
ぐるりとファスナーがあるので、中身が落ちる心配がありません。
スーツの後ろポケットにも入れられるよう、なるべくスリムな形に・・とのご希望でした。
収納最低限の寸法をとり、この形の長財布にしてはコンパクトなサイズにおさめられたかと思います。
内側両側にカード各6枚収納できるポケット。
コンパクトなサイズですが、マチもしっかり開き、お札もゆとりをもって入れられます。
外側に使用している革は、白っぽい部分が使用しているうちに濃紺となり艶が深まる、経年変化の楽しみの大きい革です。
ネイビーとイエローのコントラストで素敵なお財布ができました。
貴重なオーダーをありがとうございました!
→worksページ
錠前付きショルダーバッグ
2015.08.16
オーダー ロングウォレット
2015.08.12
システム手帳カバー
2015.07.17