乱れ鮫文様のバッグ
2017.03.17

鎌倉の古書とアンティーク陶器がメインのお店。
ふと入り口付近にかけてあるバッグに目が留まりまして。
妙に気になってしまい動けなくなりました。
小さながま口の手提げバッグ。
アンティークものの目利きが全くできず、普段はなるべく買わないようにしてるのですが。
見れば見るほど、、、
とにかく形が可愛い。
玉縁がきちんと施されている。
口金のひねりに手彫りの模様が入ってる・・・
多分本革。
そしてこの本体部分の赤。
これは革??
赤地に白の江戸小紋乱れ鮫文様。
手離せなくなり買いました。
すごく綺麗なので、アンティーク風に見せて意外と新しいものかな・・と思いつつ。
中には保管用の新聞紙がきちんと入っていました。
その様子からも丁寧に保管されていたことがわかります。
新聞紙を広げて見たところ、昭和44年(1969年)!
本当の年代物でした・・!
極めつけに。
時々こういうことがあるんですが。
新聞の日にちが自分の誕生日と同じでした。
これはちょっと身震いする偶然です。笑
本当にとてもきちんとつくられているんです。
つくりの丁寧さに感動します。
どこからか、メッセージを頂いたような気持ちです。
中の新聞紙をそのまま入れてくれていた店主の方にも感謝。
バッグはよくよく眺め、大事にしたいと思います。
そして新聞を読もうと思います!
(毎日新聞です)
クジラのお財布
2017.03.02